ファンシーラットの妊娠と出産まとめ
本記事では、私の実際の体験談に基づき、ファンシーラットの妊娠と出産についてまとめていきます。
ファンシーラットのお見合いと妊娠までのことについては、以下の記事をご覧ください。
妊娠中のファンシーラット
交尾をしたのが、2018年10月27日でした。交尾は一瞬で、膣栓は確認できなかったことから、妊娠したかどうかは確信が持てませんでした。
ですが、妊娠してても良いように、飼育環境と餌については準備を整えていきました。
妊娠に確信が持てたのは、妊娠14日を過ぎたころです。ラットの妊娠期間は21日前後です。もう来週には産まれちゃう、という大忙しな状態でした。笑
妊娠しているかといって、ファンシーラットは安静に過ごすわけもなく、常に散歩をねだり、いたずらしたり、走り回ったり、ジャンプしたり…こっちがハラハラする日々でした。
ただ、食欲はいつもよりあるように感じます。
出産直前のお腹はかなり膨らんでいました。何匹産まれるかな ~☆
妊娠中のお世話
妊娠中のお世話は、普段のお世話と大きく変えてはいませんが、以下の2点は変更しました。
餌
普段あげている餌に加え、動物性の餌を多くあげます。ニボシ、ミルワーム、デュビア、茹でたササミ等を1日1度あげるようにしていました。
飼育ケージ
普段飼育しているケージは、やや大きめのハムスターケージです。このケージでも十分には感じましたが、広いほうがストレスもなく子育てに専念できるかと考え、40×75×30cmの衣装ケースにお引越しさせました。
これは、結果的には大正解でした。赤ちゃんラットの寝床スペースと、お母さんラットが一人で過ごすスペースができるので、育児ストレスの軽減にはなったかなと思います。
ケージのお引越しは出産直前ではなく、一週間前に引っ越しさせました。時間に余裕があるほうが環境にも慣れてくれるかなと思います。
ついに出産!
2018年11月17日、予定日ぴったりに出産しました。
出産当日の昼頃、熱心に巣作りを始めました。なんでもっと早くやらないんだろう…。ラットの性格なのか、性質なのか…。おがくずもモリモリいれていましたが、短冊状に切ったキッチンペーパーを選んで運んでいました。
出産が近づくにつれて、明らかに苦しそうに横たわったり、あおむけで寝てみたり、コロコロと寝相を変えており、陣痛に耐えているようでした。
午後四時ごろ、出産が始まりました。すごーく苦しそうな表情でいきんで、にゅるっと1匹目が生まれ、それから、約5分間隔くらいで次々に赤ちゃんラットが生まれます。今回の出産では、合計13匹の赤ちゃんが生まれました。子沢山です。笑
残念ながら1匹は死産で、小さく生まれた1匹が翌日に亡くなりました。亡くなった子の子食いはせず、生きている子と同じように世話をしていました。
赤ちゃんラット11匹の子育てがはじまりました!
出産後のお母さんラット
出産中は、私は家にいたので、ずーっとケージを見ていました。
出産後はお母さんラットは神経質になるなどと言われていましたが、うちのラットのねもちゃんはそんなことはなく、いつも通り、いつも以上に甘ったれになりました。
育児とプライベートのオンオフがしっかりした性格なのかなと思います。笑
ラットの性格さもあるので、出産後のスキンシップは様子を見ながら行うことをオススメします。
この日は、私が神経質になり、なるべく音をたてないように、テレビもつけず過ごしました。笑