ねずねずらいふ

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ラットの繁殖の仕組みまとめ

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ファンシーラットの繁殖の仕組みをまとめます。少し生物学的な要素を含んだ説明となっています。

ラットは24時間、365日繁殖できる生物ではありません。

ラットをこれから繁殖させたい!という方は、頭の片隅に置いて欲しい知識です。

 

※私個人で調べたまとめになりますので、必ずしも全てが正解ではないかもしれません。今後、新しい情報が入り次第、更新していきます。

 

繁殖できる月齢

ラットは、人間と同様に繁殖に適した月齢(寿命が短いので年齢ではなく、月齢とします)があります。

 

基本的には、生後2か月ごろから繁殖が可能となります。ですが、性成熟には個体差があるので、必ずしも生後2か月から繁殖が可能というわけではありません。

 

私の経験的には、生後2か月では、まだ体が小さく、成長段階であるため、繁殖はもう少し先の方が良いかなと感じます。

 

逆に、何歳まで繁殖が可能かというのは、明確な答えは私は持っておりません。私の家では繁殖させたオスラットは、交尾時に約1歳3か月ほどでした。ラットの平均寿命を2年とすると、初老あたりの月齢となります。ですが、繁殖は無事に成功し、結果的には11匹の赤ちゃんラットが無事に育ちました。

 

また一般的には、メスラットの年齢は若い方が良いとされています。特に初産を老齢で経験すると、妊娠中や出産時、出産後のトラブルにつながりやすいとされています。これは、人間でも同様なため、考えやすいのではと思います。生後1年を過ぎるとメスは妊娠しにくくなるようです。

 

繁殖をお考えの場合、オスラットより、メスラットの月齢は重視した方がよいでしょう。具体的には、生後3~7ヶ月程度が推奨されます。

 

発情期について

 

冒頭でも述べましたが、ラットは24時間、365日繁殖できる生物ではありません。決まった性周期を持つ動物です。

 

ラットの性周期は、4~5日サイクルで夕方から夜に発情期(交尾を受け入れる期間)がきます。この性周期は、メスにのみ見られる性質です。オスラットは発情期のメスを感知することで交尾に積極的になります。

 

ラットの発情サイクルは安定していますが、飼育環境によっては不安定に乱れている場合もあります。いつまでたっても交尾が見られないという場合は、まず飼育環境の見直しが推奨されます。

部屋の温度(20-26℃)、湿度(40-60%)、照明時間(12-14時間)、この値から大きく外れている場合は、一度見直しを行ったほうが良さそうです。

 

妊娠したかの確認

 

ラットが妊娠したかどうかの確認は、妊娠初期では難しいようです。

 

ラットの妊娠期間は21日前後です。

経験談では、妊娠2週間ほどで明らかに乳首が目立ちだし、お腹が大きくなったように感じました。しかし、メスラットはまだ生後約3か月だったため、自身も成長途中でもあり、妊娠によるお腹のふくらみなのか、急成長による体格なのか、素人目では判断が難しく感じました。また、食欲の増加もやや感じられましたが、これも妊娠か成長にようものかの判断はわかりませんでした。

 

妊娠2週間を超えると、明らかに横に張ったお腹が目立つようになりました。

 

毎日の観察が、この時期は特に重要となりそうです。

 

 

勉強してわかったことを、今後少しずつ、更新していきます(^^♪

 

おわり