ねずねずらいふ

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ペットのねずみのこと、お絵描きのこと雑多にまとめます

ファンシーラットの出産、難産でした。

お久しぶりの投稿です!

少し前に、ファンシーラットの赤ちゃんが生まれました。妊娠から出産のこと、ざっくりとでもまとめていこうと思います。

 

まずお母さんラットは、むぎちゃん。

11月に私の家で生まれた女の子です。白色、ダンボ、ピンクアイで、子供のころはレッキスでしたが今はストレート毛になりました。

 

お父さんラットは、福ぽん。

ブリーダーさんから購入しました。4月生まれ、サイアミーズ、ダンボ、ルビーアイ、くりくり剛毛レッキスです。

 

今いるラット達の、命をつないでいきたいと思い、繁殖を計画しました。

 

むぎちゃん、福ぽんのお見合い事情

7月半中旬あたりから、二匹のお見合いを開始しました。お見合いは、思っていたよりも大変でした…。

 

まず、メスのむぎちゃんがかなり年上で、若い福ぽんとかなり年の差がありました。人間で例えると、三十代半ば女性と男子高校生みたいな感じです。汗

 

お見合い当初は、二匹を合わせると、むぎちゃんが鳴きながら、福ぽんを叩いたり、跳び蹴りしたり…。とても上手くいきそうにはありませんでした。飼い主の監視つきでのお見合いを数日繰り返しました。

 

お見合いを開始してしばらく経ったある日、今日のむぎちゃんは鳴かないな~と思っていたら、あっと言う間に合体!!めでたく福ぽんと結ばれました。笑

発情期がちょうどきていたみたいです。あんなに不仲に見えたのに…発情期の把握は大事だと理解しました。笑

 

この時のたった一度の交尾で、むぎちゃんは無事妊娠しました☆

おめでとう、むぎちゃん♪

 

ラットの発情期やらの話はこちらです。↓

 

yuriyurinoyuri.hatenablog.com

 

 

むぎちゃん、妊娠中~

むぎちゃんは、妊娠中でもいつも通りでした。むぎちゃんの性格は、誰にでもフレンドリーで、ちょっとマイペースな感じです。妊娠しても神経質になることもなく、おだやかに過ごしてくれました。

 

妊娠一週間前あたりに、姉妹4匹で過ごしていたケージから、個室にお引越ししました。

 

妊娠中の食欲は増えていたのですが、お腹はあまり目立たず…。出産数日前にやっと「お腹大きいかな?」と思える程度でした。

 

巣材にして欲しくて、布切れやら、タオルやら、キッチンペーパーをたくさん入れましたが、全然巣作りをしてくれず…。飼い主はなんだか不安になってきていました。

 

むぎちゃん、出産!!

出産予定日(交尾後21日目)、むぎちゃんは産みませんでした。陣痛が来ている様子もなくいつも通り…。前回、ねもちゃんの出産はぴったり予定日だったので、不安で不安でしょうがなくなりました。飼い主が。

 

出産の遅れをネットで調べても、ラットやらハムスターの情報はほとんどなく、人間の出産遅れについてのページを見て、心を落ち着かせました。飼い主が。

人間の場合、少しの遅れは気にしないようで、二週間ほど遅れるとなんらかの対処をするようでした。んー、ラットには反映できなそうです…。

 

そして、出産予定日を2日過ぎた8月18日、むぎちゃんの出産が始まりました。

基本的にラットやハムスターの出産は夕方から夜にかけて行われるのが正常らしいですが、むぎちゃんは朝の10時ごろ陣痛が来たようで、真昼間からの出産になりました。この時点で異常であり、目が離せない状況になりました。

 

一匹目誕生は、私が洗濯物を干しに行った数分で、生まれていました。涙

なんか血まみれだなと観察すると、足と尻尾の先が齧られていました。涙 胎盤の処理時にお母さんが齧っちゃったのかな…。でも血はすぐに止まったので一安心です。

 

二匹目は、なかなか生まれず、一時間後に。通常なら5分~15分間隔で出産が続くので、これは異常事態です。いきむもなかなか生まれず、お股を見せてもらうと、なんと逆子!足先としっぽが、お股から出ていました。力んでいるので様子を見ていましたが、出産は進まず…、かなり時間がかかっていたので、飼い主が引っ張り出しました。

 

お母さんラットを片手で掴み、赤ちゃんを片手でひっぱるそんな感じでした。軽くひっぱるくらいでは出てこず、結構力を入れて引っ張る形になってしまいました。私はわりと冷静で、あー赤ちゃん死んじゃったかもなぁとも思っていました。

 

生まれた赤ちゃんは、ピンクではなく、真っ青でした。でもかろうじて息はしており、お母さんラットから一通り舐めてもらったあと、ぐったりしており、私が手で温めてなでていました。しばらくなでていると、血色が戻ってきました。なんとか元気に生まれたようでした。

 

三匹目は、目を離したすきに産まれました。ですが、残念ながら死産。

 

四匹目は、またもや逆子でした。このときは、迷わず、引っ張り出しました。すぐに引っ張り出したおかげか、血色もよい赤ちゃんでした。

 

出産にかかった時間は4時間ほど、かなり長時間になってしまい、お母さんラットの体調が心配でしたが、特に問題は起こらず元気に出産を終えることができました。

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結果的に、三匹の赤ちゃんが生まれました。

ありがとう、むぎちゃん。おめでとう、むぎちゃん。

 

ちなみに、出産時は飼い主が作った巣を使ってくれました。気に入ってくれた…?

出産後は自分で巣を作っていました。

 

一つ心配な点は、赤ちゃんの数が少ないことでした。もしかしたらお腹にまだ残っているのでは?という心配が残っています。触った感じではわからないです。

今後不調な様子があれば、病院かなと考えています。

 

今回の出産で思ったこと

元気な三匹の赤ちゃんを授かることができましたが、前回のねもちゃんの出産とは異なり、難産でトラブルの多い出産となりました。

おそらく、この原因はお母さんラットの高齢にあると思います。出産した時点で、むぎちゃんは生後9か月でした。初産を経験するには、高齢過ぎたかと思います。もちろん、そのほかにも出産環境やラットの性格の問題もあるかもしれません。ですが、思いつく一番の原因は年齢かなと。

 

今後、もし出産の機会があれば、高齢での出産は避けていこうと思います。生後半年程度がボーダーラインになるのかなぁ…。出産のトラブルは、赤ちゃんの死の危険もありますし、お母さんラットの死の危険もでてきます。

 

この経験が、誰かの参考になればと思います。

 

子育ては、順調に進み、三匹ともまるまると育っています。

お父さん似が二匹、お母さん似が一匹の、全員オス。

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おわり

 

むぎちゃんを産んだ、ねもちゃんの出産まとめはこちらです。↓

 

yuriyurinoyuri.hatenablog.com